
目次
はじめに
こんにちは、Ariです。
健康志向の人の間で注目の高まるファスティング。細胞の修復、消化機能の回復など多くの効果が期待されます。
今回質問があったのは「コーヒーはファスティングに影響するか?」ということ。
コーヒー好きの方も多いですよね。コーヒーは上手く使えば、脂肪燃焼を促進するなどの効果があります。
それでは、コーヒーとファスティングの関係を詳しく探ってみましょう。
ファスティングを「ブレイクする」のは何か?
英語で朝食は「Breakfast」といいます。つまり「Fast(ファスティング)」を「 Break (ブレイクする=終了する)」という意味です。
それではどうやったらファスティングがブレイクされるのでしょうか?
ファスティングといっても、インターミッテントファスティング、ジュースファストボーンブロスファスト、ドライファストなどさまざまな方法があります。
このため専門家によっても下記のように意見が別れます;
ー肝臓が働き始めるので、水以外のものを摂取した場合ファスティング終了
ーコーヒーやお茶のようにゼロカロリー飲料は血糖値を上げないのでファスティングに影響しない
ー少量のカロリー摂取であれば、オートファジーやデトックスなどのファスティング効果に影響しない
このため、何がファスティングをブレイクするかは「ファスティングによってどのような効果を期待しているか」によって決定されます。
それでは目的別によってコーヒー(ブラック)がファスティングにどのように影響するのかみてみましょう。
脂肪燃焼のためのファスティング
ファスティングに人気が出た大きな理由の一つは脂肪燃焼効果が高いということです。
コーヒーには空腹感を抑え、脂肪を酸化させる働きがあるため、ファステイングの効果を上げると言えましょう。
エネルギーを高め、頭が冴えるようにするためにファスティング
コーヒーに含まれるカフェインはエネルギーと注意力・集中力を高める作用があるため、ファスティングに効果的と言えます。
ただし、コーヒーを夕方に飲むと夜眠れなくなる可能性があるので、午前中に飲むことをお勧めします。
腸内環境を改善するためのファスティング
ファスティングによって善玉菌が増加し、有害な腸内菌が排除されるなど腸内環境の改善につながります。
コーヒーはリーキーガットを修復する他、コーヒーに含まれる抗酸化物質ポリフェノールは腸内菌に栄養を与えることから、ファスティングに効果的と言えます。
しかし、空腹時にコーヒーを飲むと胸焼けやゲップが出る方はファスティング中のコーヒーはお控えに。
アンチエイジングのためのファスティング
ファスティングは不要なタンパク質を分解し、必要なタンパク質に変える働き(オートファジー)があります。
コーヒーに含まれるポリフェノールはオートファジー機能を高めるため、ファスティングに効果的と言えます。
免疫機能を高めるためのファスティング
ファスティングは免疫機能を高める働きがあります。
コーヒーに含まれるカフェインは抗炎症作用がありますが、それの免疫機能に対する影響は人によって異なります。このため、まずはコーヒーをとるのやめて身体をならせ、その後コーヒーを飲んだ時にどのように反応するか観察する必要があります。
コーヒーを飲んでも大丈夫な場合は、質の高いコーヒーを選ぶようにしましょう。
最後に
以上から、ファスティングをするほとんどの目的でコーヒーはその効果を高めると言えます。
今回はブラックコーヒーの効果を探りましたが、誰もがブラックコーヒーを好んで飲むわけではありません。
次回はミルク入りのコーヒーなど、他のコーヒーがファスティングに与える影響を探ります。