
目次
はじめに
こんにちは、Ariです。
10年ほど前に胃炎を煩わせてからは、コーヒーを飲んでいなかったのですが、やはりあの香りはいいですね。たまにすごくコーヒーが飲みたくなる時があります。
そこで今回は、胃弱体質の私でもいける健康的なコーヒーの飲み方を探ってみました。
コーヒー豆を意識して選ぶ
オーガニック豆は、世界のコーヒー生産量のわずか3%です。コーヒー豆は、綿、タバコに続き3番目に多く農薬が使用されているため、できるならオーガニックのものを使用しましょう。
コーヒーはどれだけ質の良いものを選んでも、アクリルアミドという発ガン性成分が含まれています。深煎りの過程でアクリルアミドが取り除かれますが、今度は多環芳香族炭化水素(PAH)という別の発ガン物質が作られてしまいます。
浅煎りや中煎りのコーヒー豆には、抗炎症作用や細胞修復機能を持つポリフェノールクロロゲン酸(CGA)という抗酸化物質が含まれます。
深煎りのコーヒー豆にもグルタチオンという抗酸化物質が含まれますが、PAHのことを考えれば、浅煎りか中煎りの豆の方が身体に良いと言えるでしょう。
深煎りすることで、コーヒー特有の苦味が出ます。身体に良く味わい深いコーヒー豆を選ぶなら、程よい香りや味わいを持ち抗酸化物質も豊富に含まれる中煎り豆がオススメです。
コーヒーに脂肪を入れて飲む
健康に気を使う人たちの中には、バター、ココナッツオイル、MCTオイルなどをコーヒーに入れて飲む人がいます。
脂肪と混ぜることで、コーヒー豆に含まれるカフェストールとカーウェオールというコレステロールが血液脳関門(BBB)を超えて、脳の認知機能を高めます。
また脂肪を加えることで満腹感が長続きします。
良い脂肪に関しては下記の記事をご参考に。
水出しコーヒーなら酸味が少なく胃にも優しい
水出しコーヒーは酸味が少なくまろやかな味わいです。また、カフェインも水に溶けにくい性質をもつため、お湯だしのコーヒーよりも少なく含まれます。
水出しコーヒーの作り方
材料
挽きたてのオーガニックコーヒー豆 100g
ミネラルウォーター 1L
作り方
挽いたコーヒー豆をお茶パックに入れ、水と一緒にピッチャーなどの容器に入れます。
これを冷蔵庫で一晩寝かせたあと、お茶パックを取り出してください。
さらなる効能!スパイス入り水出しコーヒー
上記の水出しコーヒーを作るときに、シナモンスティック2本、カルダモン10粒、クローブ10粒を加えると風味豊かなスパイスコーヒーが作れます。
スパイスを加えることで、抗酸化作用、消化器官の不調の改善、身体を温める作用などの効果が期待できます。
まとめ
胃の弱い者にとってはちょっと気がひけるコーヒーですが、豆の選択、入れ方、飲み方によって、あなたの健康をサポートするスーパードリンクへと変わります。
- オーガニックの中煎りコーヒー豆を使用する
- 水出しで飲む
- 脂肪やスパイスを加える
上記のようなちょっとした工夫で、コーヒーを気兼ねなく楽しめます。