
はじめに
こんにちは、Ariです。
女性の身体はとてもデリケートです。私たちの身体で分泌される女性ホルモンのバランスが崩れると、イライラしたり、感情をコントロールできなくなってしまう他、頭痛や肩こりに悩まされることに。
更年期を控える40代の女性にとって、女性ホルモンのバランスを整えることはとても大切です。
女性ホルモンは更年期に急激に減少するため、その変化に心や身体がついていけないと、不調が生じてしまうからです。
今からできるセルフケアで、更年期を問題なく乗り切りましょう。
女性ホルモンを知る
女性ホルモンの分泌には、卵胞期、排卵期、黄体期、月経期と4つの周期があります。
卵巣から分泌される女性ホルモンには、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)があり、この2つのホルモンが月経期と排卵期を挟んで増えたり減ったりします。
卵胞ホルモン(エストロゲン)とは?
女性らしさを作るホルモン。丸みを帯びた身体を作る、肌にツヤを与える、骨密度を保つなどの働きがあります。30代でピークに達し、更年期に減少します。
黄体ホルモン(プロゲステロン)とは?
子宮内膜を整え、基礎体温を上昇させます。妊娠に欠かせないホルモン。妊娠した場合は分泌が続き、赤ちゃんが育ちやすい子宮環境を作り、妊娠していない場合は子宮内膜を体外に排出させるのを促します。
更年期と更年期障害
更年期とは、卵巣機能が減退し消失するまでの時期のことで、閉経の前後数年間をさします。
更年期ではエストロゲンが規則正しく分泌されなくなるため、自律神経失調を引き起こし更年期障害へつながるとされています。
更年期障害には下記のような症状があります。
- ホットフラッシュ(のぼせ、ほてり)
- 手足の冷え、痺れ
- イライラする
- 憂鬱になる
- 不眠
- 肩こり、腰痛
女性ホルモンを整える方法
良質な睡眠をとる
睡眠不足になると自律神経のバランスが崩れて女性ホルモンにも悪影響を与えます。少なくとも毎晩7時間の睡眠時間をとるように心がけましょう。
バランスのとれた食事をとる
女性ホルモンを増やすといった食事方法はありませんが、タンパク質、脂質、炭水化物のバランスが取れ、野菜をふんだんに使った食事をとることで身体の不調が緩和されます。
適度な運動をする
身体を動かし血行を良くして代謝を上げることで女性ホルモンにも良い影響を与えます。ヨガやストレッチは身体に無理なく行えるので、積極的に取り入れるようにしましょう。
まとめ
更年期を迎えると激減してしまう女性ホルモンですが、今から身体を整えて準備することでその影響をグッと和らげることができます。
- 質の良い睡眠をとる
- バランスのとれた食事をとる
- 適度な運動をする
上記の3つのポイントを普段の生活に取り入れて、更年期でも美しいあなたでいつづけましょう。