
はじめに
こんにちは、Ariです。
ストレスを抱えている時は、ついつい甘いものやスナック菓子を口にしてしまいます。
実はこのストレス食いにはちゃんとした理由があります。
今回はストレス食いの理由を理解して、それをしなくなる方法を紹介します。
ストレス食い原因トップ3
ストレス反応
私たちの身体はストレスを感じると交感神経が「闘争・逃走(Fight or Flight)」反応を起こします。
「闘争・逃走」反応とは危険を素早く察してそれから対応するように脳が交感神経を通して全身にシグナルを送ることです。
交感神経が活発になると糖分や加工食品が食べたくなります。これは、これらの食べ物はすぐエネルギーに変換されるからです。
脳が危険から走って逃げるのに必要なエネルギーにすぐ変換できる食べ物を欲させるのです。
前頭前皮質
ストレスを感じると脳の前頭前皮質がうまく働きません。
前頭前皮質は衝動を押さえたり、欲望を我慢したり、激しい感情をコントロールしたりする働きがあります。
副交感神経が活発になると、前頭前皮質の働きが弱まりお酒やチョコレートなどの誘惑に負けてしまうのです。
脅威への反応
ストレスが溜まることによって身体が脅威への反応状態を起こします。
この反応は砂糖や脂肪分の高い食べ物をとることで一時的に和らぎます。だから、ストレスが溜まるとクッキーやケーキ、ポテトチップスなどが無性に食べたくなるのです。
これらの食べ物は一時的に脳に安心感を与えますが、しばらくするとより強度の肉体的、精神的辛さを感じてしまいます。
今すぐできるストレス食いを止める4つの方法
ストレスを解消するには副交感神経を活発にする必要があります。
鍵となるのは無理やりストレスをコントロールしようとするのではなく、脳や神経の働きを最適化することです。
深呼吸
腹式呼吸は副交感神経を活発にし、ストレス反応を和らげる他、血圧と心拍を安定させます。
もし甘いものが無性に食べたくなったら下記の腹式呼吸を行いましょう:
1 背筋を伸ばして座る。
2 片手をお腹に、もう一方を胸に当てる。
3 鼻から深く息をお腹へ吸い込む。お腹だけが膨らみ胸は動かないようにする。
4 口から息をゆっくり吐き出す。
この呼吸を心が落ち着くまで繰り返します。
自然に触れる
20分自然の中で過ごすことでストレスホルモンが大幅に減少するとされています。
ジャンクフードなど食べたくなったら、外に出て緑の中を散歩するなど自然と触れ合いましょう。
瞑想
数分間静かに迷走するだけでもストレスを和らげる効果があると言われています。
瞑想アプリなどを利用して少しづつ実践するとだんだん慣れてきます。
運動
定期的に運動することで、食べ物への欲求を最長2時間まで抑えることができるとされています。
運動はストレス解消にも効果的です。
最後に
ストレス食いを防ぐには、食べるのを控えるのではなく、その原因となるストレスを減らすことが大切です。
ストレスのサインを察知して早めに対処しましょう。
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